ブランク (抜き) 工程、曲げ工程、溶接工程、塗装工程、組立工程までを社内で一貫生産しています。各工程内で量産ラインと新規試作ラインを両立しているため、多品種少量と中量産に対応できます。
レーザー加工機2台、パンチレーザー複合機2台、タレットパンチプレス1台の計5台により、主に平板のブランク加工を行いますが、角パイプやアングル材への穴加工、切欠き加工、既製品への追加工も行っています。
加工材質は、鉄、ステンレス(SUS)、アルミをはじめ、メッキ鋼板、アクリル板など多岐に渡り、板厚は鉄、SUSでは0.3mm以下の極薄板から、SS400では16mmまで幅広く対応しています。
またSUSはもちろん、6mm以下の酸洗鉄板に関しても高圧窒素によるクリーンカットを行っています。
それぞれに特色のある複数の加工機の中から、製品に応じた最適な加工機及び加工方法を選択し1〜2個の試作品から中ロットの量産品まで対応しています。
薄板や厚板、製品の大小に合わせて合計8台のプレスブレーキ(ベンダー)で加工しています。また、自動曲げ加工機 (パネルベンダー P4Xe) を導入するなど、自動化・効率化を図っています。
試作や高難度製品にも対応するため、自社製金型・治具なども多数保有し、工程削減や工法転換にも力を注いでいます。その他パイプベンダーによるパイプの曲げ加工、3本ロールで筒加工、バンドソーによるアングル材の加工など単なる板金加工の枠を超えた多様な技術を保有しています。
半自動アーク溶接 (Co2 溶接)、TIG溶接、スポット溶接、自動溶接ロボットなど多様な設備を保有し、材質や製品に合わせた溶接加工をご提供します。
箱物の溶接だけでなく、角パイプ、アングル等を組み上げる組立溶接も得意としています。もともと溶接加工専門として起業したこともあり、当社は溶接加工に力を入れています。総勢14名の溶接課のメンバーが JIS 溶接技能資格の取得や、日々難しい加工に挑戦しています。
当社は溶剤塗装と静電紛体塗装を行っています。大型の自動乾燥炉を保有しており、ライン運転も可能で焼付温度の上限は200°C、幅 約2,000mm 高さ 約1,000mm 奥行 約1,000mm まで対応可能です。それ以上のサイズであっても形状によってはお受けすることもあります。
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